吉田類の今宵は"
福つまみ"でカンパイ!
日本全国津々浦々の酒場を訪れてきた吉田類さんが、2021年10月16日、広島県福山市に颯爽と現れました!
「福つまみ」と呼ばれる、酒に合う福山市の名産品が旅の目的ですが、もちろんお酒も楽しむことに……。さて、どのようなつまみと、出会いますでしょうか。
福山で最後に訪れたのは、「和屋(なごみや)」。福山市御門町、バラ公園駐車場の目の前にあります。女性でも入りやすい店構えで、個室もある落ち着いた雰囲気のお店です。
こちらでいただいたのは、「くわいの素揚げ」「ねぶとの唐揚げ」「ねぶとの南蛮漬け」「ちいちいいかの天ぷら」「ちいちいいかの酢みそあえ」「手作りのガス天」「鯛ちくわ」。
吉田類さんもいただいた品々を、おいしそうな写真で一気にご紹介いたします!
どれも逸品ですが、やはりお店ならではの味がするそうです。
「ねぶとの唐揚げは、食感がいいですね。ちいちいいかも、天ぷらと酢みそで食べるのでは味が変わります。手作りのガス天には、ごぼうが入っているんですね。うまみが広がります」
一通り堪能した後、吉田類さんは福つまみについて次のように語ります。
「福つまみは、酒のつまみとしてはもちろん、家庭の味として小さなお子さまから大人までが食べられる、口に運ぶと幸せになれるおつまみですね」
確かに、福山市出身の方は、特別に「福つまみ」とは呼びません。幼い頃より親しんだ、身近な食べ物なのです。
食卓にも、春はちいちいいか、夏はねぶと、冬はくわいが並び季節を感じることができました。晩酌には、鯛ちくわやガス天があてられ、子どもも一緒に食べていたのです。
この地元の味「福つまみ」が、皆さまに口福をもたらすことを願いつつ、今回の旅は終わりを迎えました。
お店の人に見送られつつ、福山を後にする吉田類さん。また福山で、カンパイを!